ススキノ火災事故で3人の死亡者を出した原因は、この店の防火対策の不備があった可能性が高いそうです。熱感知器が設置されていたが、従業員や客は警報ベルを聞いていないようです。また、防火扉の近くに装飾品があり扉が閉められない状態だったため、以前市消防局が改善を要請しましたが改善していなかったそうです。


28日未明、札幌市中央区にあるススキノの風俗店「江戸城」で男女3人が死亡した火災で、札幌中央署と市消防局は同日、実況見分を行い、3階の備品置き場に置かれた冷蔵庫周辺の壁が特に激しく燃えていることが分かったそうです。


電気配線などが原因となる失火の可能性が高まっているそうです。


また、同店には熱感知器が設置されていたが、従業員や客は警報ベルを聞いておらず、同署は防火対策に不備があった可能性もあるとみて、業務上過失致死容疑の適用も視野に、関係者から事情を聴いているそうです。


調べでは、備品置き場の冷蔵庫の裏の壁が激しく燃えており、出火元とみられるそうです。冷蔵庫の上には電子レンジが置かれ、ともに配線が伸びていたそうです。


他に火の気はなく、電気配線などが原因の失火の疑いが強まっているそうです。


また、亡くなった女性従業員(24)を司法解剖した結果、死因は一酸化炭素(CO)中毒と判明。他の2人の死因も同じとみて調べているそうです。


同店には各階に火災報知機や熱感知器が設置されていたものの、火災報知機を動かした者はおらず、熱感知器も作動しなかった疑いが出ているそうです。


このため、3人は火災発生に気付かなかったか、気付くのに遅れてCOを吸い込んでしまったようです。





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