5月7日の巨人阪神戦はとても後味の悪い試合でしたね。木佐貫が金本に頭部デッドボールして退場になるし、ラミレスの打った打球が幻のホームランになってしまうし・・・


巨人が幻の本塁打に泣いた。2点を追う阪神戦の7回1死一、二塁、アレックス・ラミレス外野手(33)の左翼への本塁打性の打球をスタンドの阪神ファンがたたき落とし、二塁打となったそうです。


本塁打なら3ランで逆転となっており、原辰徳監督(49)が猛抗議したが判定は覆らなかった。4−5で2連敗となり、巨人と首位阪神との差は8・5ゲームにまで広がってしまいました。


信じられないことが起こりました。2点を追う7回1死一、二塁、第1打席で本塁打を放っていたラミレスが2球目の低めに落ちるチェンジアップをたたきました。打球は低いライナーで左翼席最前列に飛び込んだかに見えたのですが、黒いヘルメットをかぶり黄色い法被を着た阪神ファンの男性が身を乗り出して右手を伸ばし、打球をたたき落としたそうです。落ちた打球はフェンス最上部に当たりグラウンドへ戻ってきました。


打ったラミレスは二塁ベース上で「本塁打じゃないのか?」と両手を広げたそうです。審判団の協議の間、右翼スタンドからは「ホームラン、ホームラン」の声援が飛んだそうです。


協議後、審判団からの説明は、観客が打球を邪魔したことにより二塁打で試合を再開するということだったようです。巨人ファンからはブーイングが飛び、原監督も落ち着いた表情ながら4分間、猛烈に抗議したそうです。


本塁打ならば逆転弾だった。木佐貫が3回に金本の頭部に死球を当て、危険球退場した後、藤田、門倉、山口と必死につないで反撃のチャンスを待っていました。しかし、千載一遇のチャンスは阪神の選手ではなくファンによって阻止されてしまったようです。



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