セ・パ交流戦の優勝は逃しましたが、14勝10敗で4つも貯金ができたのはこのベテラン3人のおかげです。木村拓也外野手36歳、大道典嘉外野手38歳、 古城茂幸内野手32歳。ソフトバンクにサヨナラ勝ちできたのは本当にこの3人のおかげでした。


ハラタツノリ再生工場! 原巨人は、交流戦で優勝こそ逃したが14勝10敗の好成績を収め、貯金を持ってセ・リーグ後半戦へ突入です。巻き返しの原動力は意外にも、他球団から“不要”の烙印を押された男たちだったようです。


今季推定年俸6500万円のキムタクこと木村拓也外野手(36)。2500万円の大道典嘉外野手(38)。1850万円の古城(ふるき)茂幸内野手(32)。3人合わせても、清水1人の1億1500万円に及ばないトリオが、にわかにスポットライトを浴びているそうです。


あるコーチが「この3人がいなかったら、ウチは今ごろもっとひどい位置にいただろう。大道などはチーム最年長にも関わらず、試合後も打撃練習場に遅くまで残って打ち込んでいる」と大絶賛したそうです。


巨人がクライマックスシリーズ圏内のセ・リーグ3位に辛うじてとどまっていられるのも、3人のおかげといっても過言ではないようです。


「この活躍は、故障者続出があったからこそ。3人とも、チャンスに食らいついて離すまいと必死なのだろう」(前出のコーチ)


確かに、球界最高年俸6億円を誇る李承ヨプが大不振で、1億9500万円の二岡が持病となっている足の故障で、いずれも2軍暮らしです。


内野のポジションが2つ空いたことによって、内野ならどこでも守れる木村拓、古城の出場機会が激増したそうです。そのチャンスを活かして活躍するところがスゴイですよね。


そして、昨年に逆転満塁弾をはじめ抜群の代打成功率.326を誇った矢野が右ひじの故障で離脱し、右の代打の切り札として大道の出番がきたそうです。大道は「巨人はやはりファンの絶対数が違う。やりがいがあるよ」と漏らしているそうです。



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