映画にもなった人気漫画「軍鶏」の漫画家たなか亜希夫さんと原作者橋本以蔵さんが著作権を争い訴訟になっているそうです。訴えた漫画家側は「ストーリーも人物設定もすべて自分が作り上げた」と主張しているそうです。



青年漫画誌「イブニング」(講談社)に連載され映画化された人気漫画「軍鶏(しやも)」をめぐり、漫画家と原作者が著作権を争い、東京地裁で訴訟になっているそうです。


訴えた漫画家側は「ストーリーも人物設定もすべて自分が作り上げた」と主張しているそうです。

漫画業界でこうした著作権トラブルは少なくないが、訴訟に発展するのは珍しいそうです。


「軍鶏」は今年1月から休載が続いており、ファンの間では「謎の休載」と話題になっていたそうです。

 
原告の漫画家、たなか亜希夫さんは原作者の橋本以蔵さんを相手取り、作品の著作権者がたなかさんであることの確認や単行本の著作権料約1億5000万円の支払いなどを求めているそうです。27日開かれた第1回口頭弁論で、橋本さん側は争う姿勢を示したそうです。

 
「軍鶏」は、優等生だった主人公が自分の両親を殺害後、少年院で空手を身につけ、格闘家らと戦うというストーリー。訴状によると、平成10年に「漫画アクション」(双葉社)で連載が始まり、16年からイブニングに移行。単行本は25巻で約530万部が発行され、今年5月に映画化されたそうです。


 
たなかさんは、「橋本さんは連載当初に大ざっぱなあらすじが書かれた原稿しか出しておらず、ストーリーやキャラクター設定、せりふなどすべて自分が行った」とし、「軍鶏は自分が単独で創作した作品」と主張しているそうです。

 
橋本さんは「弁護士に任せており、コメントできない」としているそうです。






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