中国の粉ミルク・メラミン混入事件で新たな事実が発覚しました。致死性菌のエンテロバクター・サカザキが検出されたそうです。エンテロバクター・サカザキは髄膜炎や腸炎を引き起こす恐れのある細菌だそうです。サカザキ菌は人および動物の大便、
下水などに存在し、日和見感染病原菌として尿や多くの人の臨床材料に発見されているそうです。


中国の大手乳製品メーカー「三鹿集団」(河北省石家荘市)の粉ミルクに化学物質メラミンが混入し、乳幼児が腎臓結石などになった問題で、22日付の中国紙・蘭州日報によると、中国甘粛省当局は同社製の粉ミルクから新たに髄膜炎や腸炎を引き起こす恐れがある細菌、エンテロバクター・サカザキが検出されたと公表したそうです。

 
世界保健機関(WHO)によると、エンテロバクター・サカザキは感染した乳幼児の20〜50%が死亡したとの報告があり、死亡に至らない場合も、神経障害など重い合併症にかかる恐れがあるそうです。

 
北京市でも昨年7月、同市で販売されている粉ミルク58点とビーフン51点を検査したところ、全体の6%にあたる粉ミルク3点、ビーフン4点からエンテロバクター・サカザキが検出されて問題になっていたそうです。




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