「過眠症(ナルコレプシー)」とは日中において場所や状況を選ばず起きる強い眠気の発作を主な症状とする神経疾患です。居眠り病などと呼ばれる場合もあるそうですが、日中突然強烈な眠気が襲ってくるのはとても怖いですよね。この病気に関しての新たな遺伝子が発見されたそうです。病気治療・解明の手がかりになるんでしょうか。


日中に著しい眠気を感じる病気「過眠症(ナルコレプシー)」に関連した新たな遺伝子を、東京大の徳永勝士教授(人類遺伝学)らのグループが発見したそうです。

 
過眠症の原因解明や治療法開発に結びつく成果だそうです。29日、科学誌ネイチャー・ジェネティクス(電子版)に掲載されるそうです。

 
過眠症は日本人の約600人に1人が発症し、日中に激しい眠気を感じたり、突然全身が脱力したりする病気だそうです。


遺伝的な原因とストレスなど周囲の環境が発症の原因と考えられているが、詳しい仕組みは不明で、根本的治療法もないそうです。

 
研究チームは健常者と患者との間で、50万か所のDNAのわずかな差(1塩基多型=SNP)を網羅的に調査したそうです。


その結果、22番染色体の1か所に変異があると、過眠症に約1・8倍なりやすくなることを突き止めたそうです。韓国人でも同じ変異が過眠症と関連していたそうです。

 
この変異があると、睡眠に関係のある遺伝子「CPT1B」など2個の遺伝子の働きが悪くなることも分かったそうです。





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