麒麟の田村裕の『ホームレス中学生』がもうすぐ200万部に達成するそうです。すごい社会的現象ですね。発売4ヶ月での200万部というのはものすごい快挙です。



漫画本が発売されたほか、映画、テレビドラマ化も決定。ブームは当分続きそうですね。これほど注目を集める理由を分析してみると・・・



14年前の大阪。中学2年のとき、自宅が差し押さえられた。一家は離散し、田村さんは近所の公園で生活を始める。自動販売機の下をのぞいて小銭を拾い、ときには雑草も食べて空腹をしのぐ日々。やがて同級生やその家族、近所の人たちに救われ…。


ホームレス生活はおかしくて哀(かな)しいが、必ずしもそこに焦点を当てた内容ではないんですね。


支えてくれた人たちへの感謝の心、担任の先生との交流、兄姉とのきずな、がんで亡くなった母親への愛情が涙を誘うようです。


「解散!」の一言で養育を放棄した父親や社会への恨みの言葉は一切なく、悲壮感は感じられないですよね。



昨年9月の発売直後から話題となり、いきなり年間ベストセラー2位の金字塔を打ち立てた。一般的にタレント本の購入層はファンにとどまるが、本書は小学生から高齢者まで、幅広い世代で共感を呼んでいるようです。



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