オリオン電機は1958年に設立された福井県に本社のある中堅AV機器メーカーですが、利益移転によって7年間で120億円の所得隠しをしていたそうです。タイの現地法人で製造したテレビなどの売り上げの一部をタックスヘイブン(租税回避地)の香港にあるペーパーカンパニーに付け替えていたとして、金沢国税局から2006年3月期までの7年間で約120億円の所得隠しを指摘されていたそうです。



矢野栄幸社長(59)はマスコミの取材に対して「税務調査は受けたが、会社内部のことを外部に話すつもりはない」と回答しているそうです。


 
同社と香港の会社との間に資本関係はなかったが、同国税局では「オリオン電機が実質的に支配していた」と判断し、追徴課税したそうです。


追徴税額は重加算税を含めて40億円前後とみられ、同社は修正申告したそうです。



オリオン電機は国内外のメーカーから委託を受け、タイや米国などにある従業員150〜4000人規模の製造拠点でOEM(相手先ブランドによる生産)を手がけているそうです。



「ORION」の自社ブランドでも液晶テレビなどを生産・販売しているが、OEMが売り上げの大半を占めているそうです。

 



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