2008年のノーベル物理学賞に高エネルギー加速器研究機構の小林誠名誉教授(64)と益川敏英京都大名誉教授(68)=京都産業大教授、米シカゴ大の南部陽一郎(87)の3氏が選ばれたそうです。


授賞理由は「小林・益川理論」と「対称性の自発的な破れ」による素粒子物理学への貢献だそうです。


宇宙や物質の成り立ちにかかわる根源的な現象を解明し、素粒子物理学の基礎となる「標準理論」を構築した功績が評価されたそうです。


「(ノーベル賞は)科学とは関係ない。研究者仲間から『正解だったよ』と言ってもらうのがうれしい」―。益川敏英さん(68)は京都産業大で、「(受賞の)可能性があるとしたら今年だろうと思っていた」と話したそうです。小難しい顔で会見に臨んだ「理論屋」からは、時折笑顔ものぞいたそうです。


研究室で受賞決定を知らせる電話を受けたのは午後7時前。直後の会見では「南部先生が取っていただいたことが一番うれしい」と共同受賞者の南部陽一郎さん(87)の名を繰り返したそうです。



論文発表から実に36年越しの吉報。「人ごと。何か益川という人がやったらしいぞと」と話し、クールな表情を崩さなかったそうです。


ただ、同じく共同受賞者の小林誠さん(64)と会見中に電話した時は笑みがこぼれたそうです。


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