アップリカのベビーカー59万台に、背もたれや座面を支えるネジが脱落して、乳児が転落する事故が6件あったそうです。ケガは6件とも軽傷で済んだのでその点はよかったのですが、平成15年からこの事故を把握していたにもかかわらず個別に対応ということで済ませてきたことについて、経済産業省は是正を指導したそうです。



経済産業省は7日、ベビー用品大手、アップリカ葛西(大阪市中央区、現アップリカ・チルドレンズプロダクツ)が中国の工場で製造、販売したベビーカーで、背もたれや座面などを支えるネジが脱落、背もたれが背後に倒れて乳児が転落する事故が計6件(重傷1件、軽傷5件)起きたと発表したそうです。


同社は、同じ構造を持つ12シリーズ約59万台(平成15年11月〜19年3月製造)を対象に、交換用の部品を無償送付するそうです。該当するベビーカーを使用している方たちはすぐに連絡して部品を交換しましょう。


経産省によると、重傷事故は昨年12月、群馬県伊勢崎市で発生。背もたれが倒れて1歳10カ月の女児が転落、唇を切るなどしたそうです。

 
同社は15年から同様の事故発生を把握しながら個別に対応。軽傷事故5件も同省に報告していなかったそうです。


同省は「事故が予見できながら、対応が不十分で未報告」だったとして、同社に是正を指導したそうです。


同社は「事故を真摯(しんし)に受け止め、今後は万全を期したい」としているそうです。


問い合わせは同社(0120・545・370)。



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