急性白血病の原因遺伝子のひとつが特定できたそうです。新たな治療の道を開く成果として注目されるようです。



7〜8割の患者が再発する急性白血病の原因遺伝子の一つを、黒川峰夫・東京大教授(血液腫瘍(しゅよう)内科学)らが特定し、7日付の米医学誌に発表したそうです。新たな治療の道を開く成果として注目されるようです。

 

研究チームは、急性白血病の再発患者で働きが活発な遺伝子「Evi−1」に注目。白血病マウスからEvi−1を除去した細胞を取り出し、それを健康なマウスに移植したそうです。

 

その結果、Evi−1除去細胞を移植されたマウス約10匹は、白血病細胞を移植されたほぼ同数のマウスより、白血病の発症を1カ月遅らせることに成功したそうです。


発症は完全に止められなかったが、研究チームは「実験上の限界だ」としているそうです。

 

これまでに見つかった白血病の原因遺伝子は約100種類あるそうです。


Evi−1について、黒川教授は「再発患者で活発化していることを踏まえ、発症に極めて重要な役割を担っていると言える。適切に制御できるようになれば、白血病の新たな治療につながるだろう」と話しているそうです。



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