岩手・宮城内陸地震では、揺れの瞬間的な強さの指標である最大加速度が4022ガル(ガルは加速度の単位)を記録していたそうです。地震の加速度というのは聞きなれない言葉ですね。地震の加速度とは、揺れの強さを表し単位はガル(gal)です。地震のというから難しそうですが、乗り物などの加速度と同じことだそうです。つまり速度が変化している度合いが加速度だそうです。



防災科学技術研究所は15日、岩手・宮城内陸地震が起きた時、震源から最も近い岩手県一関市内の観測地点で、揺れの瞬間的な強さの指標である最大加速度が4022ガル(ガルは加速度の単位)を記録していたことを明らかにしたそうです。


国内の地震で、4000ガルを超える加速度が記録されたのは初めてだそうです。これまでの記録は2004年10月の新潟県中越地震で観測された2515・4ガルだったそうです。



加速度は、上下、水平方向への地盤の動きを基に計算されるが、同研究所によると、水平方向の動きよりも上下の動きが激しかったそうです。


今回の地震は、断層が上下にずれる逆断層型で、観測点が震源の直上付近にあったことから、断層の上下方向の動きで激しい縦揺れに見舞われた結果、極めて大きな加速度が記録された可能性があるそうです。



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