「金色のガッシュ!!」の作者、雷句誠さんが「週間少年サンデー」の小学館を提訴しました。提訴に至る経緯は雷句誠さんのブログに詳しく出ています。長い陳述書ですが読み進んでいくといかに漫画家が軽く扱われているかがわかります。編集者と漫画家が対等でないと雷句誠さんはしきりに訴えています。裁判の行方が気になりますね。



雷句誠さんのブログより陳述書の一部を抜粋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あまりにも編集者、出版社と言う物が漫画家を馬鹿にし始めた。」
これが訴訟へと動いた動機です。
(株)小学館、週刊少年サンデー編集部が私、雷句誠の漫画「金色のガッシュ!!」のカラー原稿を5枚紛失。そのカラー原稿に対する小学館側がだした賠償金の金額をみて、訴訟を決意しました。

   賠償金の金額は原稿料の3倍でした。
   私のカラー原稿の原稿料が1枚17,000円×3で51,000円。
   そのうちの一枚はカット扱いとされ、1枚10,000円×3で30,000円。
   51,000×4(枚)+30,000円=234,000円が賠償金。
   その金額に何故か「補償金」と言うのが付き、その金額が266,000円
   合計500,000円が小学館の出した、紛失したカラー原稿に対する金額です。

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雷句誠さんのブログ
http://88552772.at.webry.info/

コミック雑誌「週刊少年サンデー」で連載された漫画「金色のガッシュ!!」の単行本用原稿を紛失したとして、作者の雷句誠(本名河田誠)さん(33)が6日、発行元の小学館に慰謝料など330万円を求める訴えを東京地裁に起こしたそうです。


訴状によると、なくなった原稿はカラーで描かれた5枚。単行本化に伴い、同社へ貸し出していたが、2月末になって紛失が判明したそうです。


代理人弁護士によると、撮影したフィルムが保存されており再現可能だが、紛失したのは手書きの原稿で、美術品としての財産的価値があると主張しているそうです。 



本文はここから〜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080606-00000129-jij-soci