総コレステロール値とは、血液中に含まれるコレステロールの量を表すもので、220mg/dl以下が正常値とされています。総コレステロール基準値が高くなると、動脈硬化などを引き起こす原因となるのでコレステロールを減らすようにしましょう・・・・というのが一般的に言われていますが、総コレステロール値が低い人は死亡リスクが高いという研究結果が発表されました。



血中の総コレステロール値が低い人は死亡リスクが高いことが28日までに、浜崎智仁富山大教授、大櫛陽一東海大教授らの研究で分かったそうです。


特に男性の場合、総コレステロール値が高いほどリスクが低くなる傾向がみられたそうです。


大櫛教授らの別の疫学調査では、「悪玉」とされるLDLコレステロールで同様の傾向がみられたそうです。


4月から始まる特定健診では、LDLが一定値以上だと受診勧奨となるが、浜崎教授は「コレステロールを悪者にする説はもともと米国から来たもの。米国は心臓疾患や肥満が多く、体質が違う。不必要な人まで薬物治療の対象になる」と懸念しているそうです。


同教授らは、コレステロールと死亡率に関する国内の疫学調査を検索し、「5000人以上を5年以上追跡」などの条件で5本の文献に絞り込み、延べ約17万3500人分を「メタ分析」という手法で解析したそうです。 





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