国民が刑事裁判に参加する裁判員制度が5月21日からスタートしました。今日以降起訴された事件で殺人や強盗致死傷など重大な事件の裁判について選ばれた裁判員が審理に参加し刑の重さを判断することになります。7月下旬ごろの審理から実際に裁判員制度で選ばれた裁判員が参加するそうです。
裁判員法が21日に施行され、国民が刑事裁判に参加する裁判員制度がスタートします。
司法に国民の視点を反映して信頼性を高め、刑事裁判を分かりやすくすることが狙いだそうです。
この日以降に起訴された事件のうち、もっとも重い刑で死刑や無期懲役が定められている殺人や強盗致死傷などを対象にした1審で、被告が有罪か無罪か、有罪なら刑の重さについて、6人の裁判員が職業裁判官3人とともに審理し、判決を出すそうです。
裁判員裁判の第1号は、7月下旬にも開かれる見通しだそうです。
対象事件が起訴されたあと、裁判官と検察官、弁護人は「公判前整理手続き」を開き、争点を絞るとともに、証拠を厳選するそうです。
調書など書類を重くみてきたこれまでの「精密司法」から脱却し、法廷でのやり取りを中心とした裁判になるそうです。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090521-00000130-san-soci