公的年金の運用実績が悪化しているそうです。2008年10月〜12月の3カ月で5兆7000億円の赤字だったそうです。公的年金の一部をを株式運用することに問題があるのではないでしょうか。


厚生労働省所管の独立行政法人「年金積立金管理運用(GPIF)」は27日、公的年金積立金の2008年10〜12月期の市場運用損益が5兆7398億円の赤字だったと発表したそうです。


四半期ごとの運用成績を比べると、自主運用を始めた2001年度以降では過去最悪の赤字幅だそうです。


「リーマン・ショック」に端を発する世界的金融危機が市場を直撃し、国内外の株価の大幅下落や急速な円高が足を引っ張ったそうです。


運用利回りはマイナス6.09%で、01年7〜9月期(マイナス7.84%)に次ぐ低水準となったそうです。


株式などの市場環境は今年に入ってからもさらに悪化しており、09年1〜3月期についても「楽観できる状況ではない」(GPIF)と厳しい認識を示したそうです。


ただ、年金給付はほとんど保険料で賄われるため、「給付に影響はない」(厚労省年金局)そうです。


運用赤字は2・四半期連続。この結果、今年度4〜12月の運用損益は8兆6738億円の赤字で、利回りはマイナス9.13%に悪化したそうです。 



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