くも膜下出血とは、脳の表面にある動脈に「血管のコブ」ができ、それが破裂して脳を包む「くも膜」という薄い膜と、脳との間に出血が起こる病気だそうです。


短時間で死にいたる危険もある恐い病気なので、たとえ痛みが楽になってきたとしても、すぐに救急車で脳神経外科へ行ったほうがいいです。。


くも膜下出血は、かなづちで殴られたような激烈な痛みが、ある一瞬から突然始まったり、また意識を失ったり、ひきつけを起こす場合もあるそうです。


とても怖いくも膜下出血ですが、患者のうち約5〜8%が、最初の受診で風邪や高血圧症などと診断され、出血を見逃される可能性のあることが、日本脳神経外科学会の調査でわかったそうです。


激しい頭痛があれば、コンピューター断層撮影(CT)検査をするが、軽い頭痛程度の患者まで全員を検査できないそうです。こうした見逃しの確率が示されるのは珍しいそうです。



同学会は昨年1月から今年5月に宮城県内の病院に入院したくも膜下出血の患者198人について、確定診断を受けるまでの経緯を調べたそうです。



開業医などの初診では、頭痛や肩こりといった症状を訴えた10人は風邪や高血圧症などとされ、CT検査もなかったそうです。


また、1996年から05年に山形県内の病院に入院した患者293人中23人も宮城と同様だったそうです。




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