米保険大手AIGの2008年通期で9兆6000億円の巨額赤字になったためにアリコなどを米政府に譲渡することになったそうです。赤字が巨額すぎてとんでもないことになってしまいましたね。アリコジャパンなど日本の保険会社はどうなってしまうんでしょうか。


米政府などの公的管理下にある米保険大手AIGが2日発表した08年10〜12月期決算は、純損失が616億5900万ドル(約6兆円)となったそうです。


これを受け米政府は同日、AIGへの総額300億ドル(2兆9000億円)の追加資本注入を発表、公的支援総額は1800億ドル規模に達したそうです。


AIGは負担軽減のため、日本などで生命保険事業を展開するアリコなどを米連邦準備制度理事会(FRB)に譲渡するそうです。

 
AIGの赤字額は米企業の四半期決算としては過去最大だそうです。2008年通期では、992億8900万ドル(約9兆6000億円)の純損失となったそうです。


AIGはすでに米政府やFRBから400億ドルの資本注入や特別融資などで総額1525億ドルの支援を受けているそうです。


損失がさらに膨らんだため、米当局は公的管理を一段と強めるそうです。

 
デリバティブ(金融派生商品)関連や不動産絡みの証券化商品、商業不動産など、保有する資産の評価損が拡大したため、08年10〜12月期も、巨額の損失を計上したそうです。




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